★治験でよく聞くプラセボ効果って何!?★

治験とプラセボ効果治験は薬などの有効性と安全性を確認するために実施される臨床試験です。協力費用が高いため、アルバイト感覚で参加する人も多いと思います。治験に参加すると、薬を投与するときにランダムで有効成分を含まない錠剤が利用されることがあります。これは、人間はたとえ有効成分が含まれていない錠剤を呑んでも、薬を飲んだ行為が安心感を与え、自然治癒力によって症状が回復することがあるからです。そのため、プラセボ(偽薬)を用いながら安定して治療効果が期待できる薬を開発することが求められています。仮に、治験を行う際に類似薬がある場合は、それと新薬を比較することで効果や副作用を確認するができます。ただし、全てに類似薬があるとは限らず、新薬が初めての治療薬となることも珍しくありません。そんな時は見た目ではプラセボと治験薬の判別がつかないようにして、両者を用いて比較試験を行います。そして、プラセボよりも高い効果が見られて初めて薬として認められることになります。実際に、治験で比較試験を行う場合は、協力者を2グループに分けて、それぞれのプラセボと治験薬を投与します。そして両グループの効果や安全性などを比較することで、客観的なデータを得ることが可能となります。この場合、協力者だけでなく医師もどちらがプラセボか治験薬かは分かりません。もし知ってしまうと、感情に出てしまうおそれがあるからです。この方法を「二重盲検法」とも呼ばれており、正確なデータを得るために治験では採用されています。以上のように治験は進められますが、参加者は何も分からず臨床試験が実施され終わっていきます。プラセボ(偽薬)を服用したかも分かりません。なので、そこまで深く考えることはないでしょう。治験はいつも多くの案件が募集されています。参加することで有効な治療法がなく苦しんでいる患者さんの一助となれます。入院だけでなく通院タイプの治験もあるのでぜひこの機会に参加を検討してみて下さい。